およそ700年前に創建された総持寺は、曹洞宗の大本山として栄えました。明治の大火で神奈川県鶴見市に本山が移されますが、その後、山門、仏殿などが再建され、消失を免れた建物とともに古い歴史の威厳を感じさせます。今なお多くの僧が修行に励んでいます。
早春、3月〜4月にかけて咲く、猿山岬灯台付近の雪割草(スハマソウ)の群生は日本有数。
猿面をつけた「ごうらい」がこん棒を持ち、露払いをつとめます。無病息災を願う祭りです。
自然の中で育まれたそば粉と自然薯(ジネンジョ)をつなぎに使った、風味豊かな「門前そば」や秋の特産品の販売を行います。
拝殿の一角を水田に見立て、種まき、牛飼い、田植などを演じる「なり祝い」という芸能を奉納し、豊作を祈ります。
袴姿の舞人と参拝者がともに独特の節回しで「万歳楽土」と唱え、豊作を祈願します。走出地区の万歳楽土は県の無形民俗文化財に指定されています。